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3年生国語 「仕事のくふう、見つけたよ」の報告文発表会を行いました!

公開日
2024/07/16
更新日
2024/07/16

できごと

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 3年生の国語で「仕事のくふう、見つけたよ」の学習をしています。この単元は「伝えたいことをはっきりさせて、報告する文章を作る」というめあてで学習を進めました。まず、自分が調べてみたい仕事を選びました。学校図書館の本を利用したり、お家の人にインタビューしたり、実際に見学に行ったりして子供たちは様々な方法で調べることができました。今回の報告文は横書きです。横書きの文章の書き方を学ぶと共に、報告文の構成についても学びました。この報告文は「1 調べたきっかけや理由」「2 調べ方」「3 調べて分かったこと」「4 まとめ」の構成で書きました。このような構成は、卒業論文など、論文の構成と同様です。アリストテレスの昔から人を説得する方法はある程度定型化されていて今に受け継がれています。大学で書く論文も、小学生が書く報告文も「自分の考えを人に伝えたい」という根本的な所は同じです。この構成を元にして自分の考えをまとめることで、「どうしてその仕事を調べたの?」「どうやって調べたの?」「どういうことが分かったの?」「結局何が言いたかったの?まだ分かっていないことはないの?」という問いに答えることができるのです。

 子供たちの報告文の中に、警察官を調べた児童がいます。社会科の学習でも今後、警察官の仕事について学びます。でも、その学習では大規模な行事で人々の安全を確保することなどは扱いません。この児童は実際に警察官にインタビューをして、「大きな行事が終わるとほっとする。」というお話を報告書の中でまとめました。これは本などで調べただけでは分からないことです。論文では先行文献を当たり、何が分かっていて何が分かっていないか、従来定説だと言われているものは現在の視点で見るとまた違った見方ができるのではないかなどを踏まえ、今まで誰も述べていない新しい説を論文にまとめます。これと同様に子供たちの報告文にも新しい発見がたくさん見られました。

 もうすぐ夏休みですが、様々な体験の中から新しい発見をたくさん行い、今回学んだ報告文を活用して報告文にまとめたり、発表したりしてもらえればと思います。みんな本当によくがんばりました。

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