3年生道徳 「気づく心」の学習をしました
- 公開日
- 2024/06/26
- 更新日
- 2024/06/26
できごと
3年生の道徳で「気づく心」を学習しました。この学習は、困っている人を助けるか、自分がやりたいことをやるかの選択で、困っている人を助けることを選んだ人の気持ちについて話し合うことを通して、困っている相手の気持ちを考えることの大切さに気づき、思いやりのある行動をしようとする心情を育てることにねらいがあります。
6月22日に行われた学校評議委員会において、「思いやり」は教えられるかというお話がありました。漢字や計算の仕方は教えることができますが、「思いやり」の大切さは知識として得ることはできても、実際に友達や他者とのかかわりの中で「思いやり」について実感し、培っていくものだと考えます。
この日の学習では、自分の考えをワークシートにまとめたり、友達とペアになって考えを伝え合ったり、自分の考えをクラスで発表したりして、様々な考えにふれる機会を多くもちました。自分が困ったときに友達に助けてもらって嬉しかった、友達が困っているときに助けて良かったなど、友達との交流の経験を様々な場面で伝え合うことで、本当の意味での「思いやり」について考えることができたのではないかと思います。
ICTの進展により、人と人とが直接会わなくても互いに伝えたいことが伝えられる便利な時代になってきました。しかし、今も昔も子供たちにとっては「3つの間(仲間、時間、空間)」の大切さは変わらないと考えます。多くの仲間と時間と場所(空間)を共有することで様々なことを友達から学ぶことができます。西小松川小学校の学区域には公園が多数あり、放課後に遊んでいる子たちがたくさんいます。友達とのかかわりの中でたくさんのことを学んでいってもらいたいと思います。