外国語活動のSmall Talk(スモールトーク)で外国語に慣れ親しもう!
- 公開日
- 2024/06/24
- 更新日
- 2024/06/24
できごと
小学校の外国語学習では、授業の導入時にSmall Talkを行っています。Small talkは一般的には「雑談」と訳されます。親しい人と会ったときに「元気?」「今日はいい天気ですね。」などの会話を意味しますが、小学校の外国語学習におけるSmall Talkは「雑談」以上に教育的な価値があります。授業の導入時にHow are you? I'm fine! など自分の調子を答えたり、今日の天気を問われて答えたりすることで、児童を「日本語の世界」から「英語の世界」に招待する役割があるのです。毎回の授業でSmall Talkを行うので、月、日、曜日の言い方、天気、自分の調子など、同じようなことを聴かれても、その日、その日で少しずつ答える内容が異なってきます。何よりも、英語を母語とするALTと1対1で会話をする機会が得られることも児童にとっては貴重な経験です。最初は緊張しますが、友達の応答を何度も聞く中で、ALTの表現を聴き取ることができるようになり、その問いかけに対して自分の考えをALTに伝えることができると、とても嬉しく思うものです。この日の授業でもALTにHow are you? と問われ、I'm good! やI'm hungry!と元気に答える姿が見られました。これからの学習でもSmall Talkを活用して外国語に慣れ親しんでもらえたら思います。