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開校70周年記念誌 こぼれ話 第4回 「校歌」その3

公開日
2022/11/08
更新日
2022/11/08

できごと

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 記念誌を作るために学校にある資料を調べましたが、現在の所、校歌制定時の桑田先生の「歌詞」や平井先生の「楽譜」は見つかっておりません。新校舎ができる前の昭和40年以前の資料はほとんど見つかっておりません。校歌についての記述は周年記念誌や卒業文集、卒業記念制作等を資料としました。調べてみると校歌の歌詞については様々な疑問が残ります。20周年記念誌(昭和47年発行)のあとがきに「“流れも清き荒川の”“蓮田のおもに光りみつ”これは本校の校歌ですが・・・」とありますが、20周年記念誌のp.4には、現在の歌詞と同じ「朝霧晴れて荒川の」、「蓮田の面に光満ち」の歌詞があります。30周年記念誌に異動された桑田先生からの贈られた言葉があります。その言葉の中に「若草萌える三角州、蓮田の面に・・・」とあります。その先は「満つ」なのか「満ち」なのか肝心の所が分かりません。逆に、昔の校歌と違うので書かなかったのかなとも思えます。上記の写真にあるように昭和32年〜平成2年度卒業文集には「満つ」、以後は「満ち」に書き換えられています。20〜50周年記念誌には「満ち」が記されています。この歌詞は以前、額縁に入れて体育館に飾られていたようです。「ふじのね」については「富士の嶺」「富士の峰」と漢字の違いもあります。「峰」の方は平成3年度以降使われたようです。現在では「富士の嶺」を使っております。「三角洲」「三角州」も記念誌によって異なります。
 70年に渡る歴史の中では、このようなこともあるのだと思います。この70年の月日を通して校歌は様々な行事で歌い続けられてきました。5・7・5調のリズムある歌詞、子供達の朝・昼・晩の生活、河川や田畑など、開校当時の情景が浮かび上がるように描かれていること、平和への希求など、本校の校歌からは子供達に込める想いがたくさん伝わってきます。この素晴らしい歌詞の由来や作詞をされた桑田先生について、70周年記念誌に載せましたので、ぜひご覧ください。

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