３年生は４月から１年間、音読の宿題に取り組んでいます。宿題で継続して行っているのは、音読ですらすら読むことは意外と難しいからです。音読をするためには、まず教科書の文章を目で追い、内容を把握しつつ、声に出して読まなくてはなりません。つまり、声に出しているときには、目では次の文章を追っているのです。文章を一文字ずつ読んでいてはすらすら読むことはできません。文章をある程度のまとまりでとらえて読むことが必要です。繰り返し読むことで言葉の言い回しなども身に付きます。教科書には長い年月をかけて読まれてきた物語や説明文がたくさんあります。よい文章に繰り返し触れることで国語の力をつけることができたと思います。