12月11日の放課後に美化委員会の発表集会に向けて、体育館で練習を行いました。

　前回の委員会でおおまかな発表の流れを確認したので、この日は本番のリハーサルの位置づけで練習をしました。

　委員会活動は月に1度なので、5，6年生で何度も集まることが難しいのが課題でした。音楽会の練習や学年・学級毎の活動、長なわや短なわなどの取組、朝のマーチング練習、放課後の習い事など、特に高学年は共有する時間を確保する事自体が難しいのが現状です。その中で、集会発表を行う目的に向けて時間を作っていかなければなりません。そこでタブレットのアプリteamsを使って情報交換を行うことにしました。美化委員会のチャネルを作り、その中で集会で使うクイズを募集したり、パワーポイントでまとめる担当になった児童がまとめたり、作成したパワーポイントをみんなで共有して意見を出し合ったりして、全体で集まらなくても一人一人の児童が自分で都合のつく時間を作ってteamsの中で交流を図ってきました。担当の教員はチャネルを作っただけで、あとは6年生が中心となり、自分たちで準備を進めることができました。担当の先生が言わなくても、委員長が次に集まる日時や持ち物を全員に確認するなど、各自責任をもって準備を進めてきました。発表するパワーポイントをteams上に置いてあるので、どの児童も自宅で自分の担当の場所を練習することができます。前日練習でもタブレットを見ずに自分のせりふを発表することができる児童が多かったのはこのためだと思います。

　水曜日の放課後の時間だったので、それほど時間を取ることができませんでしたが、teamsを活用して各自が準備をしてこの練習に臨んでいたので、2度の通し練習と最終確認を行っただけで終えることができました。一人一台のタブレットの活用により、時間・空間は共有できなくても効率的に活動を進めることができることが実感されました。12月12日の発表に向けてまた一つよい準備ができました。