3年生社会 学校内の消防設備を見つけよう!
- 公開日
- 2024/12/09
- 更新日
- 2024/12/08
できごと
+1
社会科で「火事のない町をめざして」の単元を学習しています。これまでの学習で私達を火事から守ってくれる人々について学んできました。消防士さんの仕事や119番通報がどのように伝わるのかも学びました。
この日の学習は学校内の消防設備がどこにあるのかを調べました。前の時間に、学校にある消防施設にはどのようなものがあるのかを学びました。消火器、火災報知器、消火栓、防火扉、煙探知機等です。一つ一つ確認する中で、「学校の階段の所に消火器があった。」などの声が聞かれます。中には、自宅の天井にある住宅用火災報知器を写真で撮ってきてくれた児童が2名もいました。授業の最初にみんなにミラーリングで紹介しました。
校内地図にメモを取りながら校舎内を回ってみると、「ここにも○○があった!」という発見があります。4階から3階、2階、1階と校舎全体をジグザクに回っていくうちに、規則性に気付く児童がたくさん出てきました。「次はここに○○がある。」ということを予想して調べることができました。防火扉についても防火扉の中にドアがついているものとついていないものがありました。ドアがついている防火扉は決まった場所にあることにも気付いた児童がいました。1階では防火扉がつけられている位置が2階以上と異なります。このことにも気付いた児童がいました。また、普段は入ることはできないのですが特別に主事室にある「自動火災報知設備の受信機」も見学させてもらいました。実は、火災報知機を押したら、どこの場所で火災が起きたのかを把握することができる機器が主事室に置かれているのです。前の時間の授業では、受信機は職員室にあると考えていた児童がたくさんいました。主事室に設置されていることを実際に見てもらいたかったのです。
この時間は、校内の消防施設を調べて、気付いたことを地図にまとめることで時間になってしまいましたが、次の時間にみんなが気付いたことを共有していきたいと思います。この学習をきっかけとして身の回りの防災施設について興味をもってもらいたいと思います。