11月16日に音楽会（保護者鑑賞日）が行われました。3年生は全校の一番最初に発表しました。

　「はじめの言葉」は中休みや昼休みに学年で行っている楽器練習の合間に6人で集まり、渡り廊下や屋上の階段の所で練習をしてきました。音楽会は6年ぶりであること、つまり音楽会はどの学年も初めて行うこと、そして、どの学年もこれまで学習してきたことを中心に発表すること、リコーダーの教え合いを例にして、どの学年もみんなで力を合わせて取り組んできたことを来校されたお客さんに伝えることができたと思います。そして何よりもドキドキわくわくする音楽会が始まることを上手に表現することができましたことがすばらしかったです。

　「3年生の発表」では、単に声を大きく歌うのではなく、声を響かせて歌うことのよさを聞いている人に伝えたい、3年生になって学んだリコーダーできれいな音を出して演奏する楽しさを伝えたい、5，6年生がマーチングで使う楽器で「聖者の行進」でミニミニマーチングを披露したい、このようなみんなの気持ちを学年全体で心を一つにして発表することができました。特に、個々の練習やオーディションに向けての取組、学年全体での練習など、本番に向けて継続して努力してきた過程がすばらしかったと思います。ここで得た学びをこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。

　2学期になり、運動会、社会科見学に続いて音楽会を終えることができました。大きな行事に対する取組の過程で、学年で取り組んで１つのものを創り上げていく楽しさや大切さを学ぶことができたのではないかと考えます。音楽会でも大勢の保護者の皆様に来校いただきました。教室に戻って児童に感想を聞くと、「お家の人が来て緊張した」「大勢の人がいて緊張した」と発言する児童が多かったです。お家の方が見ていてくださる中で、今まで練習してきた成果を発表することができたことはとてもよい経験になったに違いありません。保護者の皆様には、家庭での楽器練習や衣装の用意など、様々な面でご協力いただきました。発表会当日も多数来校いただいたり、ＰＴＡとして運営をサポートしていただいたりしましたこと、感謝いたします。ありがとうございました。