3年生 音楽会に向けて3回目の体育館練習を行いました!
- 公開日
- 2024/11/08
- 更新日
- 2024/11/08
できごと
11月7日の1,2校時に3年生は音楽会の練習を体育館で行いました。この日の練習のめあては「入場・退場・一通り」です。3年生は「はじめの言葉」を発表するので、そのときに待っている場所を決め、発表の準備の練習をしました。
次に、これまで最初から最後まで通して練習をしてこなかったので、最初に歌う歌から通して練習をしました。練習を行う中で、同じ曲を異なる速さで2回演奏するなど修正を行いました。
最後が退場です。指揮者が退場してしまうとどうしても音がずれてしまうので、指揮者2人が会場に残るようにしました。これにより音のずれは改善してきましたが、まだ、学年全体の6割の児童が演奏するリコーダーが速くなってしまいます。これにはいくつか原因があります。まず、全体で演奏しているときは自分の近くで集団でリコーダーを演奏しているので比較的合わせやすいのですが、退場の際は1列になって移動しながら演奏します。そのために音がかたまりとして聞こえてこないために合わせにくいということが挙げられます。次に、リコーダーの演奏が上手になってきたために、速いテンポで演奏をすることができるようになってきたことも原因として挙げられます。これは、卒業式の呼びかけなどでも言えることですが、練習を重ねていく中で速くなりすぎてしまうことがあるのです。特に本番は練習のときとは異なり、大勢の人が見ている前で演奏するために、無意識の内に気持ちが前へ前へとあせってしまって、少しずつ速くなってしまい、それを個人では制御できずに合わせるために追いかけざるをえず、全体として次第にテンポが速くなってしまうのです。これを解決する一番の方策は顔を挙げて指揮者を見ることです。演奏にも慣れてきて手元を見ないでもできるようになってきました。指揮者の指揮杖を見るのです。遠くからでも見ることができるように指揮棒ではなく指揮「杖」になっているのはそのためです。
休憩時間には「はじめの言葉」の練習もしました。今年度の音楽会の一番最初の児童発表なので代表児童は休み時間を活用して熱心に練習を行っています。音楽会を最初からご覧になられる方は応援をよろしくお願いします。
2時間続きの練習だったので、本番と同じように入場から退場までの練習を行うことができました。個々の演奏、歌、呼びかけ、時間配分など、課題はありますが、この日のねらいである「一通り通すこと」ができたことが良かったと思います。本番まであと1週間となりました。残された時間でできることを考え、よい準備を行って本番に臨みたいと思います。