10月9日の5校時に5年生の研究授業が行われました。今年度の本校の研究主題は「小学校における教科担任制を生かした学習指導　ー探究的な学びの学習過程と一人一台端末の利活用ー」です。この日は社会科「自動車をつくる工場」の学習でした。「組み立て工場で働く人々はどのような工夫や努力をして、自動車をつくっているのでしょうか」を学習課題に設定して、タブレットを活用した授業を行いました。一人一台端末が配布される前は、パソコンを使ったり、インターネットの検索をしたりするにもパソコン室に行かなければならず、時間的にも制限がありました。現在は、一人一人が自分で調べたいときに調べたり、学級で情報を共有したりすることもできるようになりました。これからの時代を生きる子供たちにとって、情報端末を通しての学習は今後ますます必要になってきます。この日の学習でも、ミライシードのオクリンクプラスを活用して教科書から自動車組み立て工程で工夫されている所を情報収集したり、得られた情報を分析して、自分で考察してまとめたり、友達との情報交換に利用したりして、自動車工場で働く人々の工夫を考えることができました。友達がまとめたものは互いに見ることができて参考にすることもできます。

　授業後に研究協議会が行われました。今日の授業について教員同士で議論をしたり、お招きした講師の先生のお話から学んだりしました。今日の授業を通して教員も一人一台端末をどのように活用していけばよいのかを学ぶことができました。授業でがんばって学んでいた子供たちに感謝したいです。ありがとう。