障害に対する配慮は?

通級児に対する個別の配慮が必要です。それは一人一人の子供の障害の種類や状態によって異なりますので、通級指導学級の担任と十分話し合ってください。以下に、一般的な配慮事項を示します。

自閉症、LD、ADHDタイプの子どもたちには

  • 具体的で分かりやすい目標を示す。
  • 視覚的な情報を加えた課題提示の仕方を工夫する。
  • 落ち着きやすい、集中しやすい条件を整える。
  • 学習の方法や行動の仕方が分かりやすい枠を設定する。
  • 作業や学習の順序を明確に示す。
  • 「終わり」に見通しをもたせて安心感を与える。

心理的要因の関与が大きい情緒障害群の子供には

  • 信頼関係を積み重ねるかかわりを心がける。(約束を守る。)
  • その時々の子供の状態に応じて柔軟な課題設定をする。(こうあらなければならない、という価値観にこだわらない、押しつけない。)
  • 話や気持ちを聞いてあげる時間を一日のどこかで設定する。(心理的に満足できる時間を担任と共有する場面を設定する。)

子供やその保護者は、授業を途中で抜けたり、授業の途中で教室に入ったりすることに対して、とても抵抗感を感じます。また、通級していることを他の子供や親に知られたくないという考えの人もいます。個々の状況に応じて、抵抗なく通級できるように配慮してあげることが大切です。