担任は、通級している子供にどのようにかかわればよいですか?

通級しているからといって、「特別な子」であるわけではありません。基本的にはクラスの一員として同じように接することが大事です。その際に以下のような点を心がけてください。

信頼関係をつくる

どんな子供でも、担任との信頼関係なくしては、学級の一員として楽しい学校生活を送ることは難しいでしょう。子供は、先生に認めてもらいたい、自分にかかわってもらいたいという気持ちでいっぱいです。特に、発達障害のある子供は、周囲の人にその困難さが見えにくいため、「努力が足りない」「我慢ができない」「さぼっている」などと誤解を受けやすいのです。その子の今の状態を十分に理解して、「受け入れ」「認め」「褒める」かかわり方を心がけてください。

クラスの一員として存在感・所属感のあるかかわりを

クラスの一員として、係活動や当番活動など、きちんと役割を与えてください。その子の能力に応じた仕事が必ずあります。また、少しの工夫でクラスのために役立つ役割をもたせることができます。こうした積み重ねが子供の所属意識を高め、自分は認められているという意識につながります。

障害のある子ども達は、失敗経験の積み重ねで、自分に対して自信を失っていることが多いのです。成功する体験を積み重ねさせることで自信が回復し、何事にも積極的、意欲的に取り組めるようになります。